「一度ぎっくり腰になってから何度も繰り返している」
「少し無理をすると腰が怖くなる」
「重い物を持っていないのに腰が痛くなる」
「疲れがたまると腰が危ない感じがする」
「痛みが落ち着いても不安が残る」
このような繰り返すぎっくり腰でお悩みではありませんか?
ぎっくり腰は、一度痛みが落ち着くと「治った」と思われがちです。
しかし、何度も繰り返す場合は、腰の痛みだけが問題ではなく、腰に負担が集まりやすい体の使い方が残っている可能性があります。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、急に腰へ強い痛みが出て、立つ・座る・歩く・寝返りなどの動作がつらくなる状態です。
正式には急性腰痛と呼ばれることもあります。
症状として多いのは、
・立ち上がる時に腰が痛い
・前かがみになれない
・寝返りで腰がつらい
・腰を伸ばすのが怖い
・靴下やズボンを履くのがつらい
・少し動くだけでも腰に響く
などです。
痛み自体は数日から数週間で落ち着くこともありますが、原因となる体のクセが残っていると、また同じようなタイミングでぎっくり腰を繰り返すことがあります。
なぜぎっくり腰を繰り返すのか?
ぎっくり腰を繰り返す方は、腰だけで体を支えるクセがついていることがあります。
本来、前かがみ、立ち上がり、荷物を持つ、歩くといった動作では、腰だけでなく股関節・骨盤・お尻・背中・体幹が連動して動きます。
しかし、長時間のデスクワークや運動不足、疲労の蓄積によって股関節や背中が硬くなると、体全体で負担を分散しにくくなります。
その結果、腰だけが頑張る動きになり、限界を超えた時にぎっくり腰として痛みが出ることがあります。
流れとしては、
長時間座る
↓
股関節やお尻が硬くなる
↓
骨盤や背中が動きにくくなる
↓
腰だけで体を支える
↓
疲労がたまる
↓
ちょっとした動作でぎっくり腰になる
という形です。
つまり、ぎっくり腰を繰り返す方は、腰が弱いというよりも、腰に負担が集中しやすい状態になっている可能性があります。
痛みが取れても安心できない理由
ぎっくり腰は、強い痛みが落ち着くと日常生活に戻れることが多いです。
しかし、痛みが減っただけで、体の使い方や姿勢のクセが変わっていない場合、再発しやすい状態は残っています。
特に、
・座っている時間が長い
・立ち上がる時に腰を反らせる
・前かがみで腰だけを丸める
・股関節が硬い
・お尻や太ももが張りやすい
・背中が丸まりやすい
・疲れると腰が重くなる
このような方は、腰に負担が集まりやすい状態かもしれません。
「痛みがなくなった=原因がなくなった」とは限らないため、繰り返す方ほど痛みが落ち着いた後のケアが大切です。
病院や一般的な対処
病院では、湿布や痛み止め、筋肉をゆるめる薬、必要に応じて画像検査などが行われることがあります。
整骨院や整体院では、電気治療、温熱療法、マッサージなどが行われることもあります。
もちろん、それで痛みが落ち着く方もいます。
しかし、
「痛みは引いたけどまた怖い」
「年に何度もぎっくり腰になる」
「腰を揉んでも不安が残る」
「仕事が忙しくなると腰が危ない」
「股関節やお尻も硬い」
という方は、腰だけでなく、再発しやすい体の使い方を見直すことが大切です。
当院の考え方
当院では繰り返すぎっくり腰に対して、痛みが出ている腰だけを見るのではなく、なぜ腰に負担が集中しているのかを確認します。
特に、
・骨盤の傾き
・股関節の硬さ
・お尻や太ももの緊張
・背中の丸まり
・体幹の使い方
・立ち上がり動作
・前かがみのクセ
・座り方や歩き方
を見ながら、腰だけに頼らない体の使い方を目指します。
痛みが強い時期は、無理に強い刺激を入れすぎず、状態に合わせて施術を行います。
痛みが落ち着いてきたら、股関節・骨盤・背中まで含めて整え、再発しにくい体づくりにつなげていきます。
今日からできるぎっくり腰予防セルフケア
痛みが強い時は無理をしないでください。
1 1時間に1回立ち上がる
座りっぱなしが続くと、股関節や腰まわりが固まりやすくなります。
少し立つだけでも腰への負担を減らしやすくなります。
2 股関節から動く意識をする
前かがみになる時は、腰だけを丸めるのではなく、お尻を少し後ろに引くようにしましょう。
股関節を使うことで腰だけに負担が集まりにくくなります。
3 起き上がりは横向きから
朝や腰が不安な時は、仰向けから一気に起き上がらず、一度横向きになってから起き上がりましょう。
受診の目安
足のしびれや脱力が強い、つま先が上がりにくい、排尿・排便の異常がある、発熱を伴う、転倒や事故の後から痛い、安静にしていても激痛が続く場合は、医療機関での評価をおすすめします。
まとめ
ぎっくり腰を繰り返す場合、腰だけが原因とは限りません。
長時間の座り姿勢、股関節の硬さ、骨盤や背中の動きの悪さ、前かがみや立ち上がりのクセが重なることで、腰に負担が集中しやすくなります。
痛みが落ち着いても、腰に負担が集まる体の使い方が残っていると、再発を繰り返すことがあります。
何度もぎっくり腰を繰り返している方は、腰だけでなく股関節・骨盤・背中・日常動作まで含めて、一度体全体のバランスを確認してみませんか?
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