背中が重だるくて呼吸が浅い

「背中がいつも重だるい」
「肩甲骨の内側が張ってつらい」
「深呼吸をすると背中がつっぱる」
「疲れると背中まで痛くなる」
「寝ても背中のだるさが抜けない」

このような背中の痛みや重だるさでお悩みではありませんか?

背中の痛みは、筋肉の疲れや姿勢の悪さだけが原因と思われがちです。
しかし、なかなか改善しない背中の重だるさは、呼吸の浅さや自律神経の乱れが関係していることがあります。

背中の痛みとは?

背中は、首・肩・腰をつなぐ大切な場所です。
姿勢を支えるだけでなく、腕を動かす時や呼吸をする時にも働いています。

症状として多いのは、

・背中全体が重だるい
・肩甲骨の内側が痛い
・背中が張って呼吸が浅い
・長時間座るとつらい
・首こりや肩こりもある
・疲れると背中まで固まる

などです。

一時的な疲労であれば休息や入浴で落ち着くこともありますが、繰り返す場合は背中に負担が集まりやすい状態が残っている可能性があります。

呼吸が浅いと背中が硬くなる理由

背中の痛みで見落とされやすいのが、呼吸の浅さです。

本来、呼吸をする時は胸や肋骨が広がり、背中側も一緒に動きます。
しかし、猫背や巻き肩の姿勢が続くと、胸が閉じて肋骨が動きにくくなります。

肋骨が硬くなると深く息を吸いにくくなり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い状態では体が緊張しやすく、背中まわりの筋肉も力が抜けにくくなります。

その結果、

猫背や巻き肩が続く

肋骨が動きにくくなる

呼吸が浅くなる

体が緊張しやすくなる

背中の筋肉が固まりやすくなる

背中の痛みや重だるさにつながる

という流れが起こることがあります。

つまり、背中の痛みは背中だけの問題ではなく、姿勢・肋骨・呼吸の状態が関係していることがあります。

自律神経と背中の重だるさ

自律神経は、呼吸、血流、内臓の働き、体温、筋肉の緊張などを調整しています。

ストレスや疲労、睡眠不足が続くと、体がリラックスしにくくなり、背中や肩まわりの力が抜けにくくなることがあります。
特にデスクワークが長い方は、集中している間に呼吸が浅くなり、背中が固まりやすいです。

「マッサージをしてもすぐ戻る」
「背中が張って深呼吸しづらい」
「疲れると肩甲骨まわりが重い」
という方は、筋肉だけでなく呼吸や自律神経の影響も考えられます。

病院や一般的な対処

病院では、痛み止めや湿布、必要に応じて検査などが行われることがあります。
整骨院や整体院では、電気治療、マッサージ、温熱療法などが一般的です。

もちろん、それで楽になる方もいます。

しかし、背中だけを揉んでもすぐ戻る場合は、背中に負担が集まる原因を見直すことが大切です。

当院の考え方

当院では背中の痛みに対して、痛みが出ている背中だけではなく、体全体の状態を確認します。

特に、

・頭の位置
・猫背、巻き肩の状態
・肩甲骨の動き
・背中の硬さ
・肋骨の動き
・呼吸の浅さ
・首や腰とのつながり
・疲労や緊張の出方

を見ながら、背中に負担が集中しにくい状態を目指します。

背中だけを強く揉むのではなく、肩甲骨や肋骨、呼吸まで含めて整えることで、背中の緊張が抜けやすい体づくりにつながります。

今日からできる背中のセルフケア

痛みが強い時は無理をしないでください。

1 胸を開いてゆっくり息を吐く
背すじを軽く伸ばし、胸を開くように呼吸します。
吸うよりも吐く息を長くすると、背中の力が抜けやすくなります。

2 肩をすくめてストン
肩を耳に近づけるようにすくめ、力を抜いてストンと落とします。
肩甲骨まわりの緊張をリセットしましょう。

3 1時間に1回立ち上がる
座りっぱなしが続くと背中が丸まりやすくなります。
30秒だけでも立ち上がり、背中を伸ばしましょう。

受診の目安

安静にしていても強く痛む、夜間痛がある、発熱や息苦しさを伴う、胸の痛みがある、外傷後から痛い、しびれや脱力がある場合は、医療機関での評価をおすすめします。

まとめ

背中の痛みは、背中だけが原因とは限りません。

猫背や巻き肩、肋骨の硬さ、呼吸の浅さ、疲労やストレスによる緊張が重なることで、背中に負担が集中しやすくなります。

マッサージをしてもすぐ戻る背中の重だるさは、背中だけでなく肩甲骨・肋骨・呼吸まで含めて見直すことが大切です。

背中の張りや呼吸の浅さ、肩甲骨まわりの重だるさでお悩みの方は、一度体全体のバランスを確認してみませんか?

背中の痛みについて詳しくはこちら

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