目の疲れと噛みしめが関係しているかもしれません

「首の付け根が重だるい」
「上を向くと首がつまる感じがする」
「振り返ると首がズキッと痛い」
「目の奥が疲れると首までつらくなる」
「朝起きると首やあごがこっている」

このような首の痛みでお悩みではありませんか?

首の痛みは、寝違えや姿勢の悪さだけで起こると思われがちです。
しかし、なかなか改善しない首の痛みは、目の疲れや噛みしめ、あごまわりの緊張が関係していることがあります。

首の痛みとは?

首は、重たい頭を支えながら、上下左右に動かす大切な場所です。
また、首のまわりには神経や血管も多く、肩・背中・腕・頭とも深くつながっています。

症状として多いのは、

・首を動かすと痛い
・首の付け根が重い
・肩こりや頭痛もある
・後頭部やこめかみが張る
・目の疲れを感じやすい
・朝から首がこっている

などです。

軽い疲労であれば休息で落ち着くこともありますが、繰り返す場合は首に負担が集まる原因が残っている可能性があります。

目の疲れと首の痛み

デスクワークやスマホの時間が長くなると、目は近くを見続ける状態になります。
目のピント調整をする筋肉が疲れると、目の奥の重さや頭の重さにつながることがあります。

さらに、画面を見る時は頭が前に出やすくなります。
頭が前に出ると、首の後ろ側の筋肉は頭を支えるために働き続けます。

その結果、首の付け根が硬くなり、後頭部の張り、肩こり、頭痛のようなつらさにつながることがあります。

つまり、目の疲れが強い方は、目だけでなく首にも負担がかかりやすいのです。

噛みしめと首の痛み

もう一つ見落とされやすいのが、噛みしめです。

集中している時、ストレスが強い時、寝ている時など、無意識に歯を食いしばっている方は少なくありません。
噛みしめが続くと、あごまわり、こめかみ、首の横の筋肉が緊張しやすくなります。

特に、

・朝起きるとあごが疲れている
・こめかみが張りやすい
・歯を食いしばるクセがある
・首の横が硬い
・首こりと頭痛がセットで出る

という方は、噛みしめの影響も考えられます。

首とあごは近い場所にあり、筋肉や姿勢の面でもつながりがあります。
そのため、首だけを揉んでも、あごやこめかみの緊張が残っていると痛みが戻りやすいことがあります。

病院や一般的な対処

病院では、湿布や痛み止め、筋肉をゆるめる薬、必要に応じて検査などが行われることがあります。
整骨院や整体院では、電気治療やマッサージ、温熱療法などが一般的です。

もちろん、それで楽になる方もいます。

しかし、

「首を揉んでもすぐ戻る」
「目が疲れると首が痛くなる」
「朝から首やあごがこっている」
「首こりから頭痛が出やすい」

という方は、首だけではなく、目・あご・姿勢まで見直すことが大切です。

当院の考え方

当院では首の痛みに対して、痛みが出ている首だけではなく、首に負担が集まる原因を確認します。

特に、

・頭の位置
・首の動き
・目の疲れによる首の緊張
・噛みしめによるあごまわりの硬さ
・肩甲骨の動き
・猫背、巻き肩の状態
・背中や肋骨の硬さ
・呼吸の浅さ

を見ながら、首だけに負担が集中しにくい状態を目指します。

首だけを強く揉むのではなく、目・あご・肩甲骨・背中まで含めて整えることで、首が頑張りすぎない体づくりにつながります。

今日からできる首のセルフケア

痛みが強い時は無理をしないでください。

1 遠くを見る
30分に1回、画面から目を離して遠くを見ましょう。
目の緊張をゆるめることで、首への負担を減らしやすくなります。

2 歯を離す
上下の歯が触れていないか確認しましょう。
舌を上あごに軽くつけ、あごの力を抜くのがおすすめです。

3 肩をすくめてストン
肩を耳に近づけるようにすくめ、力を抜いてストンと落とします。
首肩の力みをリセットしましょう。

受診の目安

腕や手のしびれ、脱力がある、強い頭痛や吐き気を伴う、発熱がある、事故や転倒後から痛い、夜も眠れないほど痛い、痛みが急激に悪化している場合は、医療機関での評価をおすすめします。

まとめ

首の痛みは、首だけが原因とは限りません。

目の疲れ、噛みしめ、頭の位置、猫背や巻き肩が重なることで、首に負担が集中しやすくなります。

首を揉んでもすぐ戻る痛みや、目の疲れと一緒に出る首のつらさは、首だけでなく目・あご・肩甲骨まで含めて見直すことが大切です。

首の痛みや頭の重さ、目の疲れ、噛みしめが気になる方は、一度体全体のバランスを確認してみませんか?

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