原因は膝ではなく「体のねじれ」でした

病院では「異常なし」…でも痛い

整形外科で検査を受けると、

「膝は特に問題ないですね」

と言われたことありませんか?

それでも実際には、

  • 階段で膝が痛い

  • 歩くと腰が重い

  • 体がねじれる感じがする

こういうケース、実は珍しくありません。
痛い場所=原因の場所とは限らないからです。


結論:膝が痛くても、膝だけが原因とは限りません

膝は「股関節」「骨盤」「背骨」「足首」と連動して働く関節です。
どこかで動きが止まったり、左右差が大きくなると、膝に負担が集まりやすくなります。


体を確認すると見えた“ねじれ”の正体

  • 腰椎5番(L5)付近のバランスの崩れ

  • 右の骨盤が後ろに傾く(後傾)傾向

L5は、骨盤・股関節・脚の動きをつなぐ「要(かなめ)」のような場所です。
ここで左右差が出ると、体はバランスを取るために

  • 背骨

  • 股関節

  • 足部

を使って“補正”しようとします。

結果として、膝に負担が集中して痛みが出ることがあります。


さらに関与していた「スパイラルライン(筋膜のつながり)」

もうひとつ重要だったのが、筋膜のつながりです。

筋膜は、体を“線”でつなぐように連動しています。
その中でもスパイラルラインは、体をらせん状に包むラインで、

  • 背中

  • 骨盤

といった部位をつないでいます。

  • 回旋(ひねり)

  • ジャンプ

  • 方向転換

が多い動きでは、このラインに負担が乗りやすい。

 腰部のバランス崩れ→ 骨盤の後傾→ 体のねじれが強まる → 膝に負担が集中

 という流れがあり、膝の痛みとして表面化していました。


疲労が溜まると「痛みを感じやすくなる」ことも

運動量が多い時期や疲労が強い時期は、

  • むくみ

  • 炎症傾向

  • 痛みの感受性(敏感さ)

が高まって、「いつもなら耐えられる負担が痛みに変わる」ことがあります。
40代以降は回復力の波も出やすいので、ここも重なりやすいポイントです。


施術で行うこと

この場合には、痛い膝だけを追うのではなく、

  • 腰椎(L5付近)の調整

  • 骨盤バランスの調整

  • スパイラルラインへの筋膜リリース

を中心に行います。

すると数回の施術で、

  • 腰の違和感が軽減

  • 膝の痛みが減少

という変化が出てきます。


やってはいけないこと(このタイプの膝痛)

「膝が痛いから膝だけ揉む・伸ばす」を続けると、原因が残って再発しやすいです。

  • 痛い場所だけを強く揉み続ける

  • ねじれが残ったまま走る/跳ぶ/方向転換を繰り返す

  • フォームが崩れた状態でトレーニングを継続する

まずは、ねじれをほどいて負担を分散させることが優先です。



まとめ|「膝が痛い=膝が悪い」とは限りません

膝の痛み

体のねじれ(腰部〜骨盤のバランス)

筋膜ラインの緊張(スパイラルライン)

膝に負担が集中

という流れが疑われる例でした。

痛い場所だけ見ていると、本当の原因が見えないことがあります。
体はすべてつながっています。


最後に:動ける人ほど、違和感を我慢しがちです

アクティブな方ほど「多少の痛みなら我慢できる」と続けてしまいがち。
でも小さな違和感は、体からの大事なサインです。

整えておけば、40代でも50代でも、挑戦は続けられます。
「膝だけじゃなく、体全体を見てほしい」そんな方はご相談ください。

茅場町鍼灸マッサージ整骨院