「写真を見ると体が傾いている気がする」
「片方の肩だけ上がりやすい」
「背中の片側だけ張っている」
「腰の片側だけ重だるい」
「長時間座ると体がねじれてくる感じがする」
このような姿勢の左右差や背中・腰の違和感でお悩みではありませんか?
側弯症は、背骨が左右に曲がったり、ねじれを伴ったりする状態です。
子どもの頃に指摘されることもありますが、大人になってから肩の高さや腰の左右差、背中の張りで気になる方もいます。
側弯症というと「背骨が曲がっていること」だけに注目されがちですが、実際には骨盤の傾き、股関節の硬さ、肩甲骨の位置、普段の姿勢のクセも関係していることがあります。
側弯症とは?
側弯症とは、背骨が正面から見て左右に曲がっている状態をいいます。
背骨の横へのカーブだけでなく、ねじれが加わることもあります。
症状として多いのは、
・肩の高さが左右で違う
・肩甲骨の出方に差がある
・背中の片側だけ盛り上がって見える
・腰のくびれに左右差がある
・片側の腰や背中が張りやすい
・長時間座ると疲れやすい
などです。
軽度の場合は痛みが少ないこともありますが、肩こり、背中の張り、腰痛、疲れやすさとして感じる方もいます。
大人の側弯症でつらさが出る理由
大人になってから側弯症による不調を感じる方は、背骨の曲がりそのものだけでなく、日常生活での体の使い方が関係していることがあります。
たとえば、長時間のデスクワークで同じ姿勢が続くと、骨盤が傾きやすくなります。
骨盤が傾いた状態が続くと、背骨や肩甲骨の位置にも左右差が出やすくなります。
また、片足重心、足を組むクセ、同じ側でバッグを持つクセがあると、体の片側ばかりに負担が集まりやすくなります。
その結果、
片足重心や座り方のクセ
↓
骨盤が傾く
↓
背骨や肩甲骨の位置に左右差が出る
↓
片側の筋肉が緊張しやすくなる
↓
背中や腰の張り、痛みにつながる
という流れが起こることがあります。
つまり、側弯症によるつらさは、背骨だけでなく骨盤・股関節・肩甲骨・普段の姿勢のクセも関係している場合があります。
姿勢を正そうとして疲れていませんか?
側弯症や姿勢の左右差が気になる方は、「まっすぐ立たなきゃ」「背すじを伸ばさなきゃ」と意識することが多いと思います。
もちろん、姿勢を意識することは大切です。
しかし、体の左右差がある状態で無理に姿勢を正そうとすると、かえって力が入り、背中や腰が疲れやすくなることがあります。
特に、
・背すじを伸ばすと疲れる
・正しい姿勢を保てない
・片側の背中だけすぐ張る
・座っていると体が傾く
・左右どちらかに体重をかけやすい
・呼吸が浅くなりやすい
このような方は、姿勢を気合いで直すよりも、体が自然に支えやすい状態をつくることが大切です。
病院や一般的な対処
側弯症では、状態によって経過観察、装具療法、運動療法、リハビリなどが行われることがあります。
成長期で側弯が進行している場合や、角度が大きい場合は、専門医による確認が大切です。
大人の場合は、背中や腰の痛み、肩こり、姿勢の崩れに対して、湿布や痛み止め、リハビリ、運動指導などが行われることもあります。
もちろん、それで楽になる方もいます。
しかし、
「背中の片側だけ張る」
「腰痛や肩こりを繰り返す」
「姿勢を正すと疲れる」
「マッサージをしてもすぐ戻る」
「長時間のデスクワークがつらい」
という方は、背骨だけでなく、骨盤・股関節・肩甲骨・肋骨の動きまで確認することが大切です。
当院の考え方
当院では側弯症や姿勢の左右差に対して、背骨の曲がりだけを見るのではなく、体全体のバランスを確認します。
特に、
・肩の高さの左右差
・肩甲骨の位置と動き
・骨盤の傾き
・股関節の硬さ
・背中や腰の筋肉の左右差
・肋骨の動き
・呼吸の浅さ
・立ち方、座り方のクセ
を見ながら、背中や腰に負担が集中しにくい状態を目指します。
背骨を無理にまっすぐにするというよりも、骨盤・肩甲骨・肋骨まわりの動きを整え、体が楽に支えられる状態をつくることを大切にしています。
今日からできる側弯症セルフケア
痛みが強い時は無理をしないでください。
1 足を組むクセを減らす
座っている時に足を組むクセがある方は、まず回数を減らしてみましょう。
骨盤の左右差を強めにくくすることが大切です。
2 両足で床を踏む
立っている時に片足へ体重をかけすぎないようにしましょう。
親指の付け根、小指の付け根、かかとで床を踏む意識がおすすめです。
3 肩をすくめてストン
肩を耳に近づけるようにすくめ、力を抜いてストンと落とします。
肩甲骨まわりの力みを抜きやすくなります。
受診の目安
成長期で側弯を指摘された、背骨の曲がりが進行している、強い痛みが続く、足のしびれや脱力がある、歩きにくさがある、呼吸のしづらさを感じる場合は、医療機関での評価をおすすめします。
まとめ
大人になってから気になる側弯症や姿勢の左右差は、背骨だけが原因とは限りません。
骨盤の傾き、股関節の硬さ、肩甲骨の位置、肋骨の動き、片足重心や座り方のクセが重なることで、背中や腰に負担が集中しやすくなります。
姿勢を正そうとしても疲れる、片側だけ張る、肩こりや腰痛を繰り返す方は、背骨だけでなく体全体のバランスを見直すことが大切です。
側弯症による背中の張りや腰痛、姿勢の左右差でお悩みの方は、一度体全体の状態を確認してみませんか?





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茅場町鍼灸マッサージ整骨院でございます。